各キャラクター視点
  • 小夜視点
  • 玖々里視点
  • 夕桜視点
  • ゆるぎ視点

水葬銀貨のイストリア

STORYストーリー

水の都、アメマドイ
海上に作られた人工島は、華やかで彩りのある美しい町並みを形成していた。

そんなアメマドイに住まう僕たちは──いくつかの問題を抱えている。

礼儀正しく、心優しい幼馴染、煤ヶ谷小夜。
奇想天外系妹、茅ヶ崎夕桜。
ヒーローに憧れる後輩、小不動ゆるぎ。
裏路地のゴミ箱にはまっていた、汐入玖々里。
そして、僕こと、茅ヶ崎英士。

心に傷を負った僕たちを待ち受けるのは、様々な思惑、事件の数々。

時には部室を賭けて、神経衰弱をしてみたり。
捨てられていた少女と、ババ抜きをしてみたり。
打ち上がる花火に心を奪われながら、失くしたものを補おうとする。

僕なりの方法で、何かを成そうと懸命に生きていく。
こんな僕でも、誰かの力になれるなら──。

「──ハッピーエンドを、約束しよう」

みんなが笑顔になれますように。
涙が失われたこの町で、僕たちの成長物語は始まっていく── 。